一粒の梅干

                   梅干物語
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NHKラジオ深夜便三月号が届いていた。パラパラめくっていると”一粒の梅干”というエッセイが目に入る。
歳は私と同じ歳、何が書かれているのか興味をもった。
娘のお弁当に入れたはずの梅干が流しに・・・何故?という書き出しで始まった。敗戦まで後一月という頃の事、学童疎開で親子離れ離れになった親子の久々の再会での思い出と「梅干」が悲しい物語とリンクする。
焼け跡で親子が食べたおにぎりの梅干を、ジッと隠れて見ていた同じ年頃の子が二人の食事が済むのを見定めると、急いで拾い口の中へ・・・作者は、その光景が忘れられなかったに違いない。
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帰宅した娘さんに尋ねると、弁当箱から転げ落ちた「梅干」捨てる事が出来ず持ち帰ったという。
優しい心はお子さんにも受け継がれたのだと目頭が熱くなる

戦争の悲劇を繰り返してはならないとしみじみ思う
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by hiroseyoko2000 | 2010-02-16 16:29 | つれづれ  

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